2008/08/22

cvsサーバの構築

1. CVSユーザを作成する。
# /usr/sbin/adduser cvs


2. cvspserverの確認
# grep cvspserver /etc/services
cvspserver 2401/tcp # CVS client/server operations
cvspserver 2401/udp # CVS client/server operations
上記がない場合は追加する。

3.レポジトリ (CVSROOTとなるディレクトリ)の作成
CVSROOTを/home/cvs/masterとする場合の作成方法は以下のとおり
# su cvs
cvs$ cd /home/cvs
cvs$ mkdir master
cvs$ cd /home/cvs/master
cvs$ cvs -d /home/cvs/master init
※/home/cvs/master 配下にCVSROOTディレクトリが作成される。

4. cvsにアクセスするユーザの作成
pserver経由でcvsにアクセスする際は、
cvsにアクセスするユーザを登録するには、
  • Linux上のユーザを使用する(/etc/passwd で認証)
  • CVSアクセス専用のアカウントで管理する($CVSROOT/CVSROOT/passwd での認証)
2つの方法がある。
前者は、CVSでアクセスするすべてのユーザを適当なグループに入れておき、
リポジトリはそのグループ全員が読み書きできるようにしておく必要があるため面倒。

このため、「CVSアクセス専用のアカウントで管理する」方法でユーザを作成する。
/home/cvs/master/CVSROOT/passwdファイルに以下の形式で記載する。
user:passwd:access
  • user:ユーザ名
  • passwd:パスワード
  • access:指定したユーザ権限でのアクセスとなる。(省略可)

パスワードファイルの作成には、
Apacheに含まれる「htpasswd」プログラムを利用する。
cvs$ cd /home/cvs/master/CVSROOT
cvs$ htpasswd -c passwd [user]
※初回のみ"-c"オプション(Create)をつける。
※accessは必要に応じてエディタで追加する。

5. CVSサービスの起動
/etc/xinetd.d/cvs を開き設定内容にあわせて修正する。
service cvspserver
{
disable = no
port = 2401
socket_type = stream
protocol = tcp
wait = no
user = root
passenv = PATH
server = /usr/bin/cvs
env = HOME =/home/cvs/master
server_args = --allow-root=/home/cvs/master pserver -f
# bind = 127.0.0.1
}

cvsサービスはスーパデーモンであるxinetdサービスから起動されるため、
xinetdを再起動する。
# /etc/rc.d/init.d/xinetd restart

ちゃんと起動しているかどうかは、
# netstat -an | grep 2401

でcvspserverのポート2401のステータスがLISTENになっていればOK。

2008/08/21

eclipseでruby開発

何よりもまずは、Eclipseをインストールする。
ダウンロードサイトからパッケージをダウンロードし、
適当なフォルダへ展開する。

※私は、普段C/C++で開発しているので
 「Eclipse IDE for C/C++ Developers」
 をダウンロードした。

展開したフォルダにあるeclipse.exeをクリックしてeclipseを起動する。

起動したら、
[Help]-[Software Updates]
を選択して[Software Updates and Add-ons]画面を表示する。

"Avairable Software"タブを選択して、
右側にある"Add Site"ボタンより、
http://rubyeclipse.sf.net/updatesite
を入力しOKを選択する。


RDTが追加されるので、チェックを入れて、
右上の"Install"ボタンを選択すると、
依存関係のチェックが行われる。


しばらくすると、RDTのInstall画面に切り替わる。

インストール後にeclipseの再起動を促すメッセージが表示されるので、
eclipseを再起動する。

再起動後に、[Window]-[Preferences]を開き、
Rubyのインストールされているパスを指定する。


参考にしたサイト
http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/rdt/
「更新マネージャーを使ったインストール」を参考にした。

2008/08/14

VMWare上のLinuxゲストOSのXが起動しない

X-Window起動でエラーになる場合、
VMWare-Toolsをインストールすることで回避可能なケースがある。

ゲストOSを起動した状態で、VMWare上のメニュー
「VM - Install VMware Tools」
から、ゲストOSにCDイメージとしてVMWare-Toolsのパッケージを認識させる。
ゲストOS上で、
1. メディアをマウント
2. メディア内のツールパッケージを/tmpに展開
3. インストール
の手順でVMWare-Toolsをインストールします。

user# mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
user# cd /tmp
user# tar zxvf /mnt/cdrom/VMwareTools-1.0.x-xxxx.tar.gz
user# cd vmware-tools-distrib
user# ./vmware-install.pl


このとき、gccやカーネルヘッダがないとインストールエラーになるので、
必要に応じてLinuxメディアをマウントして、
kernel-develパッケージをインストールしておきましょう。

VMWare-Toolsのインストール後に、
再度Xの設定を行うと今度はちゃんとXが起動する様になります。

2008/08/09

VMWareでNATネットワーク構築

VMWareにて、NATネットワークを構築した。

ゲストOSのIPをDHCP経由ではなく、
固定IPで構築しようとしたのだが、
仮想ネットワークの設定でちょっとハマった。

実は、VMWareでは以下のルールがあるらしい。
・ホストOS :[net].1
・Gateway :[net].2
・固定IP  :[net].3-127
・動的IP  :[net].128-253

このため仮想ネットワークで固定IPを使用する際は、
IPアドレス、Gatewayの設定に注意が必要。
※知らなかった…。

http://www.vmware.com/jp/pdf/server_vm_manual.pdf
を参照。

2008/08/05

Linux版VMWarePlayerのインストール

Linux版のVMWarePlayerをインストールしてみた。
パッケージは以下から入手。
http://www.vmware.com/jp/

取得したパッケージは VMWare Player 2.0.4 for Linux (.rpm)
でダウンロード後にrpmコマンドでインストールを実行。
※インストールはルートで行うこと。
root# rpm -ivh VMWare-player-2.0.4-93057.i386.rpm


rpm実行後に、コンフィグを実行する。
root# /usr/bin/vmware-config.pl

※基本そのままEnterキーで進める…。がっ、gccがないと怒られる…。

しかたがないのでgccをyumでインストールした。
root# yum install gcc

で再度vmware-config.plを試みるも、
今度は、kernelのincludeがないと怒られる…。

ということで今度は、kernel-develをインストール
root# yum install kernel-devel


上記をインストール後にマシン再起動して
再度 vmware-config.pl を実行し、何とかインストール完了。
root# vmplayer

で起動することを確認。

インストール前に
"アプリケーションの追加/削除"で
・"カーネル開発"
・"開発ツール"
がそれぞれインストール済みかどうか確認しよう。

2008/08/02

VMWareのネットワークカードの設定

ネットワークがうまく認識されない場合は、
VMwareの設定ファイル(*.vmx)を開いて

Ethernet0.present = "TRUE"

と記述されているところを

Ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.virtualDev ="e1000"

とデバイスを指定することで、ネットワークが認識される。

Ruby on Railsのインストール

せっかくなので、
Ruby on Rails(Rubyで書かれた Web application Framework)
のInstallも行った。

またまた、参考にしたのは先ほどと同じページ
http://www.rubylife.jp/railsinstall/index.html

簡単に手順をまとめると
■RubyGems(Rubyのパッケージ管理システム)のインストール
 ※途中 zlib.dll がないとメッセージが表示されたが、
  対処方法も記載されていたので、無事完了。

 [パッケージ]
  - rubygems-1.2.0.zip
  - zlib123-dll.zip

■gemを用いてインストール
xx\ruby>gem install rails --include-dependencies

 インストール中に、
 「SSLEAY32.dllが見つからない」
 とのメッセージが表示された。
 でもインストールログを見る限り参考にしたページと同じ結果だった。

 とりあえず動作確認も問題なかったので、
 そのままにしておくことにした。(いいのかなぁ?)

※ググった結果、SSLEAY32.dllは以下から入手できるようだ。
http://jarp.does.notwork.org/win32/
openssl-0.9.8d-2-mswin32.zip

2008/08/01

Ruby インストール

最近何かと話題のrubyを使ってみようとWindowsマシンにInstallをしてみた。

参考にしたのは以下のサイト
http://www.rubylife.jp/install/index.html

簡単に手順をまとめると
・ダウンロード
・展開
・"xxx\ruby\bin" をシステムパスに設定

たったこれだけ…。

結構詳しく書いてあったので、
問題なくインストール完了。

サンプルプログラムもちゃんと動いた!
いろいろいじってみよう!!